一個人投資家の立場から、株式市場の先行きや個別銘柄の今後の株価動向について、予測や思い入れを綴っています。

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 この本は、「ビル・ゲイツの面接試験」と対をなすような書籍です。 「ビル・ゲイツの面接試験」が、答えのある問題に対する論理的なアプローチ方法を紹介しているのに対して、「地頭力を鍛える」は明確な答えの無い問題に対する論理的なアプローチ方法を紹介しています。 但し、論理的な方法ではあっても、桁数を間違わない程度に概数を考える程度の方法ですので、好みは分かれるのではないでしょうか。

 例題の一つは「シカゴにピアノ調律師は何人いるか?」です。 この問題の回答へのアプローチには、納得できるのですが、問題によっては納得のいかないものもでてくると思います。 私の場合、琵琶湖の水は何滴あるか?は、水滴の定義が違うような気がして納得できませんでした。 但し、このような点には意味がなく、どのように回答を導き出すまでの筋道に、本当の意味があります。

 実際に回答までには、3つの思考力が必要とされています。 またそのベースとして、3つの力が必要であるとされています。 それぞれを一つずつ見ていくと、自分に足りないものが見えてくるかも知れません。 私もここがちょっと弱いかなと感じるところがあり、今後意識してみようという気持ちになりました。 そのようなちょっとした気付きを得られた点が、この本の最大の魅力であると思います。


内容: フェルミ推定を用いて、明確な答えの無い問題の考え方を紹介しています
ページ数: 230ページ
お薦め度: 85%


地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」
(2007/12/07)
細谷 功

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